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現代日本絵画: 本江 邦夫: 本

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現代日本絵画

現代日本絵画

出版社/著者からの内容紹介

なぜ絵画なのか。絵画とは何か。 「それは原理的には三次元の二次元への写像ないし圧縮であり、と同時に三次元にあって二次元とかかわる、この意味で二つの次元にまたがることを宿命づけられた人間存在にとってまさに必要不可欠の媒体であり、したがって〈絵画の死〉などという究極の事態などありえないのだ。」(本書より)

これまで30年にわたって、一貫して現代日本の絵画が創作される現場に携わり、現代美術の批評界で「絵画といえば本江」と目される著者の、アクチュアルな「現代/日本/絵画」論集。
空間と奥行き、色、かたち、線といった平面作品に固有のイディオムによって、いわばモダニズム絵画の正統性を継承する立場から批評活動を展開してきた著者にとって、その志を共有する画家こそが、本書で取り上げられる37名のアーチストである。 「いまここ」で創作を続ける現役画家たちとの、親密なレゾナンス(反響)が、現代日本絵画の豊かなひろがりを、おのずからふかく実感させるだろう。

内容(「BOOK」データベースより)

三次元を二次元に写像する人間の根源的な営み―絵画が創作される現場に30年にわたって携わってきた著者と、現代日本の画家37名との、親密なレゾナンス

内容(「MARC」データベースより)

なぜ絵画なのか。絵画とは何か。これまで30年にわたって、一貫して現代日本の絵画が創作される現場に携わり、現代美術の批評界で「絵画といえば本江」と目される著者の、アクチュアルな現代/日本/絵画論集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

本江 邦夫
1948年、愛媛県松山市に生まれ、東京で小学校に上がるが、中学2年の夏まで札幌と小樽ですごす。76年、東京大学人文系大学院修士課程(西洋美術史専攻)修了。同年秋より、東京国立近代美術館に勤務。「マチス」(1981年)、「ピカソ」(83年)、「ゴーギャン」(87年)、「ルドン」(89年)、「木村忠太」(94年)などの本格的な回顧展を手がける一方で、「メタファーとシンボル」(84年)を皮切りに「手塚治虫」(90年)、「形象のはざまに」(92年)、「黒田アキ」(93年)、「辰野登恵子」(95年)などの現代的な企画に関与するが、20年におよぶ美術館員としての活動に限界を感じ、98年春、多摩美術大学共通教育学科教授として学園生活に新たなる活路を求める。2001年春より、府中市美術館館長を兼任(嘱託)。主要な著書として、『オディロン・ルドン―光を孕む種子』(みすず書房、2003年、第54回芸術選奨文部科学大臣新人賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

絵画の行方
1 絵画の軌跡(山田正亮―回帰する絵画
辰野登恵子―世界と向き合う絵画 ほか)
2 版画の宇宙(戦後の版画―七〇年代を中心に
池田良二―記憶のアルカディア ほか)
3 VOCA展クロニクル(平面性について(一九九四年)
反問する絵画(一九九五年) ほか)
4 現代性の画家たち(日常性の絵画
楠本正明―空間の問題 ほか)