内容(「BOOK」データベースより)
小さな画面に光あふれる窓辺を描いたヤンの技術はどのように完成したか。フランドル地域の「職人的な経験」から生まれたという定説を覆し、14‐15世紀のパリ文化刷新の一翼を担う事業によって完璧な技術に高められたことを究明した、著者渾身の作。
内容(「MARC」データベースより)
小さな画面に光あふれる窓辺を描いたヤンの技術はどのように完成したか。フランドル地域の「職人的な経験」から生まれたとする定説に対し、14-15世紀のパリ文化刷新との関連のもとで究明する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小林 典子
1947年
大阪に生まれる。1989年大阪大学大学院文学研究科博士課程芸術学専攻単位修得退学。
1992
年大阪大学文学部助手。現在、大谷女子短期大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
第1章 ヤン・ファン・エイク研究あるいは絵画の難題(「光と空気」のさいしょの描出
E.パノフスキー『初期ネーデルラント絵画
―その起源と性格
』―序章「イタリアと低地諸邦における、十五世紀ヨーロッパ絵画の二極性」再考 ほか)
第2章 光と空気の絵画誕生―写本彩飾挿絵画家ヤン・ファン・エイク(「トリノ=ミラノ時祷書」と「ニューヨーク二連板」)(ヤン・ファン・エイクの資料―生涯と作品
ヤン・ファン・エイク初期作品 ほか)
第3章 光と空気の言説誕生―「見ることの研究」とヤン様式の成立(パリ学派中世後期スコラ学における新しい光学理論)(古代・中世光学概史
光の媒体―中間に介在するもの(アリストテレス『デ・アニマ(魂について)』) ほか)
終章 ヤン・ファン・エイクあるいは光学的言説