出版社/著者からの内容紹介
画帖片手の楽しい東京スケッチ散歩。
上野から麻布までの珍道中。不思議な道順の種明かしは読んでからのお楽しみ。
喧噪の上野駅から銀座を抜けて麻布まで──。今はない街並をなつかしみながら、路地に秘められた人々の歴史をひもときながら画帖を片手に歩くたのしみを、スケッチとエスプリに富んだエッセイで構成する安野光雅の東京画36景。ただごとではないルートの謎ときは、さいごのページを読むまでのおたのしみ!!
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
上野から麻布までの珍道中。不思議な道順の種明かしは読んでからのお楽しみ。
喧噪の上野駅から銀座を抜けて麻布まで──。今はない街並をなつかしみながら、路地に秘められた人々の歴史をひもときながら画帖を片手に歩くたのしみを、スケッチとエスプリに富んだエッセイで構成する安野光雅の東京画36景。ただごとではないルートの謎ときは、さいごのページを読むまでのおたのしみ!!
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内容(「BOOK」データベースより)
多少より道はしたが、ともかく私は3年かかって終点まできた。噺では一晩かかって着くことになっているが、黄金餅の落語そのものの長さは約40分である。その中の道順読み上げの部分だけをとり出せば、1分もかからない。現在の地図で、その道順を測ってみたら、1万メートル強である。私はもっと遠いかと思っていた。下谷と麻布では、その頃の両方のはしっこだが、考えようによると、さしわたし1万メートルという江戸は、かなり大きい町だったなと思う。これを今のパリに置きかえても1万メートル直進すると、およそ町を縦断してしまう長さである。落語の好きな人はこの道を一度歩いて見てほしいものである。



