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アルフォンス・ミュシャ波乱の生涯と芸術: ミュシャリミテッド 島田 紀夫: 本

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アルフォンス・ミュシャ波乱の生涯と芸術

アルフォンス・ミュシャ波乱の生涯と芸術
   19世紀末からヨーロッパ各地で盛んになり、20世紀初頭にパリで花開いたヨーロッパの装飾様式アール・ヌーヴォー。その芸術運動の旗手となり、この優美で洗練された装飾様式を独自の世界で確立させたアール・ヌーヴォーの巨匠、アルフォンス・ミュシャ(1860~1939)の波乱に満ちた生涯と時代ごとの代表作すべてを紹介した評伝画集。祖国チェコのミュシャ美術館公認のもとに出版された本邦初の決定版だ。

   冒頭ではミュシャの芸術作品のメッセージ、人物像とその生涯が時代背景とともにつづられている。作品はジャンルごとにまとめられ、彼の生涯に沿うかたちで紹介されている。「四季」「芸術」「花」などのテーマに基づいて描かれた装飾パネル画や、彼を一躍有名にした、女優サラ・ベルナールの劇場ポスターをはじめとする数々のポスター作品のほか、「ベルエポックのためのデザイン」の章では、デザイナーとしてのミュシャの活躍がまとめられている。彼がアール・ヌーヴォーの装飾パターンをまとめた『装飾資料集』(1902)からは、女性のヌード、植物のモチーフ、宝飾品、食器、家具などのデザイン画が紹介されているほか、1900年の万国博覧会用の彫刻作品、彼が手がけた宝石商ジョルジュ・フーケの店の再現写真、フーケとの合作で現存している宝石の写真が紹介されている。

   1910年以降、ミュシャは祖国チェコに戻り、祖国のための芸術活動を始める。本書では民族的なテーマやソコル運動(国民的な体育組織だったが、真の目的は他国からの政治的な独立を目指すものだったといわれる)をテーマにしたポスター作品、祖国が独立した際の最初の切手や紙幣のデザインを紹介しており、最後はスラブ民族の歴史を描いた記念碑的な壁画「スラブ叙事詩」で締めくくっている。このほか油彩画や素描、パステル画、写真なども数多く紹介されており、彼の幅広い芸術活動の成果を知ることができる。(大角智美)

出版社/著者からの内容紹介

本邦初
ミュシャ美術館公認の決定版
アール・ヌーヴォーの華 A・ミュシャの波乱に満ちた生涯と代表作のすべて

【内容】
そのメッセージと人物像
パリ時代のポスター、装飾パネル
ベル・エポックのデザイン――宝飾、家具、彫刻、装飾資料集
チェコ時代のポスター、壁画、スラヴ叙事詩
油彩、写真、素描とパステル画ほか 図版200点以上。

内容(「BOOK」データベースより)

本邦初、ミュシャ美術館公認の決定版。アール・ヌーヴォーの華、A・ミュシャの波乱に満ちた生涯と代表作のすべて。

内容(「MARC」データベースより)

ミュシャ美術館公認の決定版ミュシャ画集。アールヌーヴォーの中心的画家ミュシャの波乱に富んだ生涯と作品のすべて。祖国プラハに実現した美術館が研究者を動員して編纂した初の公式カタログを本邦初訳。

目次

アルフォンス・ミュシャ
ポスターの巨匠
パリでの躍進
ベル・エポックのためのデザイン
ボヘミアへの帰国
絵画
写真
素猫とパステル画
スラヴ叙事詩