出版社/著者からの内容紹介
明治の洋画史にさん然と輝く名画、日本浪漫派の代表とされる「海の幸」。作者の青木繁は、天才、鬼才の名をほしいままにしたが、その29年の生涯はまさに波乱万丈。「美に殉じた男」の真の姿に迫る。
『海の幸』で二十歳そこそこの若さで一躍名を知られ、天才、鬼才の名をほしいままにした青木繁。だがその後の人生は不遇の連続だった。画家を志す女性と恋に落ち、一子をもうけるが、画を描くこと以外に生きる術を持たず、生活は困窮を極める。やがて女性と別れ、福岡で親兄弟からも見放されて、肺を患い29歳の若さで、淋しく死を迎える。美を愛し、美に殉じた天才画家の生涯を描ききった労作。
『海の幸』で二十歳そこそこの若さで一躍名を知られ、天才、鬼才の名をほしいままにした青木繁。だがその後の人生は不遇の連続だった。画家を志す女性と恋に落ち、一子をもうけるが、画を描くこと以外に生きる術を持たず、生活は困窮を極める。やがて女性と別れ、福岡で親兄弟からも見放されて、肺を患い29歳の若さで、淋しく死を迎える。美を愛し、美に殉じた天才画家の生涯を描ききった労作。
内容(「BOOK」データベースより)
日本の洋画史上に輝く名画『海の幸』(本書カバーに使用)をはじめとして物語性に富む名作を残し、二十九歳の若さで夭折した洋画家、青木繁。「天才」「鬼才」の称号をほしいままにしながら、その短い人生は波乱の連続だった。描くことにしか意味を見出せず、他人との関係を築けない一匹狼性格の故に、貧困に苦しみ、画壇からは見放され、ついには親兄弟にも見捨てられ、孤独のまま福岡の地でこの世を去った。青木と同郷に育った著者が、その裸の人間像に迫る。



