内容(「BOOK」データベースより)
シュルレアリスムという新時代の芸術運動に出遭った同時代の日本人画家たち。古賀春江、福沢一郎、三岸好太郎、飯田操朗らの作品を独自の視点から精緻に読み解き、シュルレアリスム・イメージの伝播と受容の実態を明かす。日本シュルレアリスム絵画の誕生の瞬間を描き出し、花鳥風月を描く日本の伝統
の中で、シュルレアリスムがもたらした新たな絵画の可能性を探る、気鋭の清新な論考。

1 シュルレアリスム絵画の誕生
2 シュルレアリスム・イメージの移入
3 二科展におけるシュルレアリスムの出現―東郷青児と阿部金剛
4 古賀春江―同時代のイメージと超現実主義私感
5 福沢一郎―シュルレアリスムの衝撃と葛藤
6 三岸好太郎と飯田操朗―シュルレアリスム的表現の導入