出版社/著者からの内容紹介
芸術のうえでは、革命的であることをやめなかったマネの鮮明な肖像を正面に掲げながら、どこにマネの革命があったのかを作品を通して分析・論証し、そこにマネの意味を考察する。マネの肖像
とマネの描いた当時のブルジョワ社会の肖像画とを絡み合わせて綴る『セザンヌ物語
』につぐ2作目の画家論。
内容(「BOOK」データベースより)
マネの〈オランピア〉からは、裸の女の視線のシニシズムだけでなく、それを描いている人物の精神の冷静さが見るものに伝わってくる。大胆不敵な挑戦状を社会につきつけたときでさえ、この画家は、自分の絵描きとしての能力についての完全な力の意識と同じくらいエレガンスを示さずにはいられなかった。



