内容紹介
「ひとつの顔に、その人の過去も未来も宿らせる。それがルオーの描く顔だ。絵の人物が、ほとんど無表情のときにも、両目を閉じている場合にも、どんな人なのか、なにをしてきたのか、なにをしているのか、ぼんやりと伝えてしまう。ルオーの絵にあらわれた顔は、観る者の内へ内へと向かい、中心にそっとふれる。(中略)ルオーの批評眼は闇夜の懐中電灯のように、観る人の心を照らし出す。厳しい人だ、と感じる。けれど、つめたくない。だからおそろしい。」――本書「あとがき」よりルオーの描いた「顔」26点と、蜂飼耳による言葉。書き下ろしの詩とエッセイをおさめた、新しい形の詩画集。本を開いた人の心にいつまでもたゆたう静寂と、深い味わい。
内容(「BOOK」データベースより)
あかりを消す前に、極上のひとときを。ふたつの魂が、時を越えていま、出会う。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ルオー,ジョルジュ
画家。1871年、パリの労働者街に家具職人の子として生まれる。ルオーが生まれたときパリは市民戦争のまっただ中であり、そのときの貧困の記憶が、ルオー作品に多く見られる“夕暮れの風景画”を生んだともいわれる。14歳の時、ステンドグラス
職人のもとに徒弟奉公に出るが、画家を志し、19歳で国立美術学校に入学。画家ギュスターブ・モローの指導を受ける。この学校では、アンリ・マティスと机をならべていた。ルオーは前衛芸術運動を展開していたどのグループにも属すことなく、自らを“キリストの画家”と呼び、宗教をテーマにした作品を数多くのこした。ほかにも、娼婦、道化師など、貧しい人々を描いている。1958年
、パリにて86歳の生涯を閉じる
蜂飼 耳
詩人。1974年
、神奈川県生まれ。詩集に、『いまにもうるおっていく陣地』(紫陽社・1999、第5回
中原中也賞)、『食うものは食われる夜』(思潮社
・2005、第56回芸術選奨文部科学大臣新人賞)などがある。2007年11月には初の小説集『紅水晶』(講談社)を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
画家。1871年、パリの労働者街に家具職人の子として生まれる。ルオーが生まれたときパリは市民戦争のまっただ中であり、そのときの貧困の記憶が、ルオー作品に多く見られる“夕暮れの風景画”を生んだともいわれる。14歳の時、ステンドグラス
蜂飼 耳
詩人。1974年



