内容(「BOOK」データベースより)
紀元前の古代人であれ、現代人の我々であれ、性愛における愉悦は、日常的な感覚から乖離した形容しがたい悦楽であり、時には死にそうになるほどに、全身的な心地よさを与えてくれる歓びである。人間の愛欲、性欲は生殖のためではない。あくまでも神々しいまでの甘美な悦楽のための性愛である。そして、古代の人々が見事なまでに融合させたエロスとユーモアの遺産を、こうした春画の中に垣間見るたびに、驚嘆を隠せない―。大好評!「江戸春画の性愛学
」第三弾。

序章 性愛は神遊びであった―歌垣の戯れ
第1章 最古の陽物競べと戯画―枕合戦の楽しみ
第2章 江戸時代の肉筆画―華麗なる春画絵巻の展開
第3章 墨摺艶本の魅惑―春画の奇想とユーモア
第4章 紅嫌い版画の美―粋の色彩版画の創造
第5章 喜多川歌麿の登場―浮世絵美人画の完成
第6章 芸者の時代―新しい遊女の誕生
第7章 ヴァギナの歓び―ネクサスの驚き