メタローグ
いわき市立美術館
の98年企画展のカタログである。空間表現者である氏は美術館全体を「場」としてとらえ、展示することにより、作品同士、作品と場、作品と観客、観客と場、それぞれの関係性から生み出される「交感」そのものを喚起することが主題になっている。例えば過去の作品「DARK BOX」に呼応する「DARK BOX -1998」を新たに製作、展示するという試みである。この試みで観客は時空間を作品同士で捉え、自らの時間性も同時に感応する。カタログは95年の企画の提示から成立、制作、実際の展示に到る過程を入念にたどることにより、企画を実現して行く過程もまた表現の大きな要素であることを実証していく。(田口久美子)
『ことし読む本いち押しガイド2000』 Copyrightc メタローグ. All rights reserved.
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出版社/著者からの内容紹介
1965年
のグループ<位>結成以来、現代美術の最前線を走り続ける河口龍夫。氏は、物質が喚起するさまざまな諸相を《関係》という独自の視点から浮かび上がらせながら、強靭な哲学的思考に裏打ちされた作品を創造し続けてきた。本書は、これまで未発表作品であった「関係ー教育・エドゥカティオ」連作を中心に、氏の1970~80年代の作品および1998年いわき市立美術館
展のために制作された新作をまとめたものである。
内容(「BOOK」データベースより)
河口龍夫氏は、常に日本の現代美術において先駆的役割を果たしてきた作家で、物質が喚起する様々な諸相を『関係』という視点から浮かび上がらせます。作品の背後を貫く哲学的思考により生み出される作品の在り方は、その透徹した論理性と視覚化された作品の独自性においてほとんど他に類を見ない。本書は、未発表の作品である「関係―教育・エドゥカティオ」連作を基本に据え、河口氏の70年代から80年代、さらにいわきのための新作により構成されています。
内容(「MARC」データベースより)
’98年いわき市立美術館
開催の展覧会図録の再刊。日本の現代美術において先駆的役割を果たしてきた河口竜夫の未発表作品「関係-教育・エドゥカディオ」連作を基本に、70~80年代の作品、新作等で構成。〈ソフトカバー〉



