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ヨハネス・フェルメール(ちいさな美術館シリーズ): ヨハネス・フェルメール 小林 頼子: 本

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ヨハネス・フェルメール(ちいさな美術館シリーズ)

ヨハネス・フェルメール(ちいさな美術館シリーズ)

内容紹介

今から350年も前に描かれたヨハネス・フェルメールの
現存作品30数点が、多くの人の熱い視線を集めている。
黄金時代のオランダに活躍したフェルメールは、
カラヴァジスト風の宗教画制作を経て、新興市民の日々の営みを描く画家へと転身していった。
関心が向けられたのは、豊かさを享受する市井の女性が静かに手紙を読み、家事にいそしみ、来客と向かい合い、音楽を楽しむ姿だった。
同じような状況に目を向けた画家は他に幾らもいたが、フェルメールだけが、光に包まれて静まり返る空気で女性たちを包みこんだ。
(中略)フェルメールは、女性の姿をいくしみつつも、自分の見せたい色彩、構図、光へと見る者を誘う。その徹底した意思が、世の雑音を呑み込み、ひたすら絵画を見詰め、味わう愉楽を教えてくれる。
市民が自らつくり上げた社会で新たに手に入れた宝とは、神の眼でも君主の眼でもなく、自らの眼で見ることだ。
フェルメールはそんなふうに考えていたように思える。
美術史家 小林頼子(序文より抜粋)

目次

収録作品
牛乳を注ぐ女
窓辺で手紙を読む女
真珠の首飾り
真珠の耳飾りの少女
手紙を書く女
少女
レースを編む女
青衣の女
絵画芸術
天文学者
地理学者
音楽の稽古
ギターを弾く女
リュートを調弦する女
恋文
小路
デルフト眺望 ほか28作品