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ウィーン創世記―絵で読む聖書の物語 (作品とコンテクスト): カルル クラウスベルク Karl Clausberg 加藤 哲弘: 本

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ウィーン創世記―絵で読む聖書の物語 (作品とコンテクスト)

ウィーン創世記―絵で読む聖書の物語 (作品とコンテクスト)

内容(「BOOK」データベースより)

ウィーン国立図書館に所蔵されることから『ウィーン創世記』と呼ばれる、旧約聖書「創世記」を描いた写本は、紀元後6世紀ころに制作された、現存する数少ない挿絵冊子本の一つである。ここには、同じ一人の人物がなんどもくりかえし一つの場面のなかに登場するという奇妙な描き方が用いられている。この描写は、美術研究者たちを悩ませると同時に、発想の源にもなってきた。絵を見ることのプロである彼らは、この絵による物語の描写をいかに読み、位置づけてきたのか。そのながれをたどる。

内容(「MARC」データベースより)

旧約聖書「創世記」を描いた写本「ウィーン創世記」の描写を、美術研究者たちはどのように読み、位置づけてきたのか。その流れをたどるとともに、絵の内容を「読み解く」という行為について考える。〈ソフトカバー〉

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

クラウスベルク,カルル
1938年、アイゼナハ生まれ。ハンブルク、ロンドンで学び、ウィーンで教授資格取得。1991年からリューネブルク大学で、美術史の教授。すでにこれまでの著作でも、中世の装飾写本を扱いながら、美術史の枠を越えて科学や宇宙観も含めた幅広い文化的な視点からの解釈を実践している。ほかに、技術史に関する著作や、ロシアフォルマリズム、チェコ構造主義とウィーン学派との関係を論じた論文などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

序論 「絵を読むこと」のむずかしさについて
第1章 モデルケース―古代の奇妙な橋の上で展開される、動きにみちた聖書の場面
第2章 さまざまな視点―見ることの専門家たちと「ものの見方の歴史」
第3章 時間のとらえ方―意識の流れにそって続く岸辺の光景と「連続する様式」
第4章 境界を越えること―「絵で読む文学」における継起的なものの共存
第5章 像を思い浮かべる能力―受動的な網膜印象から能動的な像の思考へ
第6章 画面を分解すること―切の抜きと合体 イコノグラフィーによるコラージュの解体
第7章 全体をふりかえって―感度を高めた「美術史学」の可能性と目標