内容(「MARC」データベースより)
渡辺崋山を近代思想形成史上に位置付け、また、画人、世相観察者として風俗画を描く人として論ずる。蛮社遭厄との関わりにおいて世界の中の日本を発見し、日本の未来を文明比較する中で憂国の士として生きたことを叙す。

第1章 崋山研究に取り組んだ人々
第2章 江戸文人渡辺崋山における「一掃百態図」の成立―とくに市井画の意味するもの
第3章 「喜太郎絵本」全作品と解説
第4章 思想の実学的転回と限界
第5章 志士最晩年の憂憤と杞憂
第6章 渡辺崋山伝記の足らざる部分の指摘