出版社/著者からの内容紹介
東山芸術の結節点を占める壁画と襖絵の全て
謙譲を旨とする故に、かえって華やかな舞台が彼にめぐってくる。皇居、赤坂御所、唐招提寺を飾るライフワークの全てを、1巻に収録した。
人は誰しも自分の意志でその生涯を歩いて行けるものではないでしょう。思いがけない巡り合わせによって、その歩みが意外な方向に導かれてゆく場合があります。元来、私は自分の作風を大画面の壁画に相応(ふさわ)しいと思ったことは1度もありませんでした。その私が東宮御所(現・赤坂御所)壁画「日月四季図」(昭和34年──35年)、皇居宮殿壁画「朝明けの潮
」(昭和41年──43年)、唐招提寺障壁画「山雲」「濤声」(昭和46年──50年)「黄山暁雲」「揚州薫風」「桂林月宵」(昭和51年──55年)の3つの大規模な障壁画というように、次々と描くことになるとは想像も出来なかったことです。──壁画と私・東山魁夷
謙譲を旨とする故に、かえって華やかな舞台が彼にめぐってくる。皇居、赤坂御所、唐招提寺を飾るライフワークの全てを、1巻に収録した。
人は誰しも自分の意志でその生涯を歩いて行けるものではないでしょう。思いがけない巡り合わせによって、その歩みが意外な方向に導かれてゆく場合があります。元来、私は自分の作風を大画面の壁画に相応(ふさわ)しいと思ったことは1度もありませんでした。その私が東宮御所(現・赤坂御所)壁画「日月四季図」(昭和34年──35年)、皇居宮殿壁画「朝明けの潮
著者紹介
明治41(1908)年7月8日、東山浩介、くにの次男として、横浜で生まれる。本名新吉。父は、当時、船具商鈴木弥兵衛商店の横浜支店長で、住まいは、海岸通りの鈴木商店の敷地内の社宅であった。



