出版社 / 著者からの内容紹介
20世紀を代表する画家を一人選ぶとなるとそれがピカソであることに異論をはさむ人はいないでしょう。ピカソは生涯に8万点もの作品を残し、そのモチーフも技法
もさまざまに変遷を重ねました。しかしながら、ピカソは自分自身に対しては極めて寡黙でした。またピカソを写したダンカンやキャパの写真は有名ですが、それはカメラマン
の前でピカソが演じた道化の姿でしかありませんでした。ピカソ自身はカメラマン
が嫌いでした。そして自らを語ることをしませんでした。ピカソは膨れ上がった虚像がイメージとして増幅されることになっていったのです。 しかし、私たちはピカソを生き生きとして知るチャンスにめぐまれたのです。それは、ピカソ晩年の友人、ロベルト・オテロ氏が、ピカソとの日常の会話を28冊ものノートに書きとめ、同時にまるで家族写真のように、ピカソの日常を撮影していたのです。 本書はこのオテロ氏によるピカソの飾らぬ裸の姿を写真とエピソードで紹介するものです。本書はオテロのたっての希望で、編集は小学館、構成案はバルセロナ、そして印刷は日本の最高の技術でというように国際的なプロジェクト・チームによって創り出されたものです。独創的なアイディアによるケース、表紙に窓のあいたデザイン。美しい装丁も本書の見逃すことのできない特長の一つです。東京・ニューオータニ美術館で1月30日より2月21日まで「ピカソ マイフレンド」を同時開催します。
内容(「BOOK」データベースより)
ピカソがジャクリーヌという最良の伴侶にガードされて、ごく親しい人々とつきあう他は制作に専念した晩年に、ピカソの創作や日常の様子を撮影し続けた唯一の写真記録。
内容(「MARC」データベースより)
ピカソの最高傑作はピカソだった。ピカソと親交の深かったジャーナリストが、ピカソと交わしたおびただしい会話の28冊のノートから選りすぐったエピソードを紹介し、数々の写真を収録したドキュメント。
出版社からのコメント
あまりに有名であるがゆえにイメージが一人歩きしている巨匠ピカソ…。その実像を、晩年の友であるロベルト・オテロが見事に捉えています。アトリエでの制作風景ほか、貴重な写真と日録を世界に先駆けて公開。独創的なアイディアと最先端の技術で装丁、ケースなど造本にも工夫された一冊。



