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美しき姫君  発見されたダ・ヴィンチの真作: マーティン・ケンプ パスカル・コット 楡井浩一: 本

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美しき姫君  発見されたダ・ヴィンチの真作

美しき姫君  発見されたダ・ヴィンチの真作

内容紹介

決め手の一つは「指紋」だった! NYのクリスティーズで安値で落札された「絵」が、昨年、専門家チームの精査によってダ・ヴィンチの真作であったことが判明した。その作品を実際に鑑定した美術史の大家、光学調査の専門家らが自ら記した、「名画発見」の謎ときを120点におよぶカラー図版とともに紹介。

内容(「BOOK」データベースより)

1998年1月のNYクリスティーズで、たった1万9千ドルで落札された無名の作品は、じつはレオナルド・ダ・ヴィンチ自身の手による真作だった。ダ・ヴィンチ研究の世界的権威と最新のデジタル画像解析技術による作品の精査は、画面上に遺された「指紋」の照合をふくめ、この「世紀の大発見」が真実だと結論づけた。このニュースは2009年に世界を駆けめぐった。本書はその検証の当事者たちが経緯のすべて書き下ろしたものだ。さながらミステリ小説のように、作品に秘められた謎があらゆる角度から読み解かれ、その出自がしだいに明らかにされていく。美術史に残る貴重な1冊である。

出版社からのコメント

19世紀のドイツの無名画家がルネッサンス期の手法で描いた絵という触れ込みでクリスティーズで170万円で落札された絵が、専門家の鑑定で時価130億円超のダ・ヴィンチの真作と鑑定された!昨年美術界を震撼させた出来事のノンフィクション。鑑定にあたった当事者たちが、いかに真作であるかを証明していくか、絵画の鑑定とはどうやってなされるか、スリリングで知的興奮に満ちた読み物です。絵画美しき姫君を公開する絵画展はすでにヨーロッパでスタートしており、日本でも2011年に公開されるそうです。

著者について

パリの「リュミエール・テクノロジー」研究所所属。マルチ・スペクトル画像分析で、『モナ・リザ』などの名画の科学的分析を行ったことで知られている。同研究所では、ルーベンス、ドラクロワ、レンブラント、シャガール、マネ、ルノワール、ゴッホなど1500以上の名画の調査を行った実績がある。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ケンプ,マーティン
オックスフォード大学美術史学科名誉教授。ルネサンス期から現代に至る芸術と科学の絵画的形象をテーマに、執筆や放送に携わり、展覧会の主事を務めてきた。著書に、ミッチェル賞を受賞した『レオナルド・ダ・ヴィンチ:自然と人間に関する驚異の業績』(1989、2006年)など

コット,パスカル
リュミエール・テクノロジー代表。光学技師で、マルチスペクトル高解像度カメラの発明者。2004年に、単独でルーブル美術館所蔵『モナ・リザ』のマルチスペクトル撮影を行なった。2005年から2009年のあいだに、社の事業として、ルーベンス、ドラクロワ、レンブラントなど、1500点以上の美術作品をマルチスペクトル撮影した

楡井 浩一
1951年生まれ。北海道大学卒。翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

世紀の大発見/繰り返された科学的調査/遺された指紋と掌紋/子牛皮紙と色チョークの使用/埋もれた名画の謎/横顔像は貴人の証/「美しき姫君」は誰なのか/「美しき姫君」をデジタル化する/美術作品に残る指紋/「美しき姫君」と「聖ヒエロニムス」の指紋照合……など