内容(「BOOK」データベースより)
著者は、大学時代に美学美術史学を専攻し、一八世紀のヨーロッパの美術が、それ以前の状況と異って、市民的な日常的な性格を示すことに関心をもった。一八世紀は美学や美術史学が、近代的な意味で成立し、美術批評も緒についた時代である。そしてそれらは、現代の美学や美術史学、美術批評にも影響している。基本的な意味では、市民社会の個人の日常性を中心とした生活文化と密接に関係のある問題である。その関連の上で、フランスの一八世紀の美術史を中心に、ディドロの「サロン批評」の問題に取りくんだ。図版は、現在のディドロに関する諸研究のなかで判明しているものについては、必要なかぎり取り上げた。本書は、その現在までの成果をまとめたものである。
内容(「MARC」データベースより)
ディドロの「サロン批評」は現代の市民社会の個人的な日常生活を中心とした生活態度の問題と密接に関連している。美術について多くの問題を提供している思想家ディドロの感性と論述を「サロン批評」を中心に考察する。



