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ティツィアーノ「パウルス3世とその孫たち」―閥族主義と国家肖像画 (作品とコンテクスト): ロベルト ザッペリ Roberto Zapperi 吉川 登: 本

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ティツィアーノ「パウルス3世とその孫たち」―閥族主義と国家肖像画 (作品とコンテクスト)

ティツィアーノ「パウルス3世とその孫たち」―閥族主義と国家肖像画 (作品とコンテクスト)

内容(「BOOK」データベースより)

『パウルス3世とその孫たち』は、ティツィアーノの最も有名な、論じられることの最も多い絵画の一つである。この絵において、なぜ教皇の二人の孫アレッサンドロとオッターヴィオだけが描かれ、彼の息子ピエル・ルイージや他の二人の孫オラツィオとラヌッチオは描かれなかったのか?なぜ絵画の制作が中断されたのか、そして、画家は別れを告げたが、ティツィアーノとファルネーゼ家との関係がそこなわれなかったのはなぜか?依頼者の希望で伝えられるはずであった政治的メッセージを人々に理解させるのに、画家はどのような芸術的手段を用いてこれに成功したのか?文献的及び図像的資料の研究によって、著者は、上記の問に対し、説得力のある答えを出すことができた。同時に、本書で示された分析は、美術史研究のかかえているアクチュアルな諸問題を討論の対象にすえる機会をも提供している。

内容(「MARC」データベースより)

ティツィアーノの未完の名作「パウルス3世とその孫たち」には、教皇の思惑が肖像画として結晶している。肖像画における、依頼者のメッセージと、注文主の意図を超えた画家の表現との拮抗を解き明かす。〈ソフトカバー〉

目次

第1章 未完の肖像画、『パウルス3世とその孫たち』
第2章 肖像画の政治的機能
第3章 画家の思惑
第4章 肖像に滑り込まされる野望
第5章 野望の結末、そして絵が語るもの