出版社/著者からの内容紹介
イタリアの画家で、映像作家であるジャンルイジ
・トッカフォンド
の最新作品集『小さなロシア』。
小さな頃に祖父から聞いた生まれ育った土地の話が3年の歳月をかけ、情緒溢れる物語となりました。
第二次世界大戦の前、アドリア海に面した内陸部で多くの民は、農業をやめて近くにできた工場で働くことにした。その時代、ロシアは人々の憧れの国だった。ロシアでは民すべてに食べるものが行き渡っている、蛇口をひねるとパンが出てくるらしいという噂が世間をにぎわしていた。内陸に暮らす者にとって、アドリア海を望む海岸線まで出ていくことは、その海の先に憧れのロシアがある……、つまりそれは、夢みることと同義語だった。こうして魅せられてしまった者がこの世で一番の楽しみと思い込んでいることは、ただ売春婦を相手にするだけのことだったりした。
エミリア・ロマーニャ地方、マルケ地方の内陸部には、こんな「小さなロシア」と呼ばれる部落がたくさんあった。
トッカフォンド
が育った土地の物語を、独特のタッチで描いた本書は、気鋭・葛西薫のデザインにより、風格のあるステキな作品集になりました。
小さな頃に祖父から聞いた生まれ育った土地の話が3年の歳月をかけ、情緒溢れる物語となりました。
第二次世界大戦の前、アドリア海に面した内陸部で多くの民は、農業をやめて近くにできた工場で働くことにした。その時代、ロシアは人々の憧れの国だった。ロシアでは民すべてに食べるものが行き渡っている、蛇口をひねるとパンが出てくるらしいという噂が世間をにぎわしていた。内陸に暮らす者にとって、アドリア海を望む海岸線まで出ていくことは、その海の先に憧れのロシアがある……、つまりそれは、夢みることと同義語だった。こうして魅せられてしまった者がこの世で一番の楽しみと思い込んでいることは、ただ売春婦を相手にするだけのことだったりした。
エミリア・ロマーニャ地方、マルケ地方の内陸部には、こんな「小さなロシア」と呼ばれる部落がたくさんあった。
トッカフォンド
内容(「MARC」データベースより)
イタリア内陸部の「小さなロシア」と呼ばれる部落。海の向こうの国に魅せられた者は、ただ売春婦を相手にする事を幸福と思い込んでいた…。短編映画「小さなロシア」の元となった40年代大衆向けフォト・ロマンス風の画集。



