内容(「BOOK」データベースより)
西洋絵画史上、とりわけルネサンス期に好んで描かれた「受胎告知」のテーマ。この深遠な物語の意味を、神学、神話学
、人類学、医学・生理学史、ジェンダー論といったさまざまな観点から包括的に明かすと同時に、多様な図像の変遷を初期キリスト教時代にまで遡り、エポックたるレオナルドの“受胎告知”を中心に、線遠近法、感情表現等々、画家たちの創意を検証する。気鋭論者二人による特別書下し。

1 ルネサンスの“受胎告知”(「受胎告知」とは何か
その子はいったいどこからどうやって来たのか?
感情表現と線遠近法
演じられた「受胎告知」)
2 レオナルド“受胎告知”解体(ウフィツィ作品の特異性と帰属問題
思索の起点としての“受胎告知”)