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ブリューゲルの「子供の遊戯」―遊びの図像学: 森 洋子: 本

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ブリューゲルの「子供の遊戯」―遊びの図像学

ブリューゲルの「子供の遊戯」―遊びの図像学

内容(「BOOK」データベースより)

本書はブリューゲルの「子供の遊戯」の比較文化史的研究を行ない、中世、近世初期の「子供観」に対して大きな影響力をもったアリエス解釈の修正を提唱するものである。さらにこの作品に描かれた91種類の個々の遊びを分析することで、子供の遊戯が16世紀後半に絵画の主題として登場してきた時代背景、フランドルだけでなく、広く北ヨーロッパにも共通する伝承遊びとそれらの関係、今日では知られざる当時の遊びの内容や遊具の作り方とその意味、中世や近世初期の文学で詠われた遊びのアレゴリーとの関わり、遊ぶ子供に興味をもつ同時代人の意識、などの諸点がある程度、解明されるであろう。

目次

第1章 ブリューゲルの「子供の遊戯」、その作品成立の背景(ブリューゲルとアントウェルペン
ブリューゲルの略伝
「子供の遊戯」の来歴、「子供の遊戯」の様式的特徴、「子供の遊戯」の人物配置と色彩
作品解釈の諸説
季節にみる子供の遊戯)
第2章 「子供の遊戯」の図像学(お手玉遊び
人形遊び
人形の家
祭壇ごっこ
梟の巣箱
水鉄砲 ほか)
第3章 西洋美術史における子供の遊戯(古代ギリシア・ローマ―遊びは子供にとって有益
中世―区別しにくい子供と大人の遊び
ルネサンス
17世紀―遊びの寓意性)